巡礼番号:拾六
:東金テレビ中継局:
(千葉県東金市)


:電波塔の特徴・スペック:
所在地:

千葉県東金市小沼田

高さ:



入力方式: プレートパラボラアンテナ (ちばテレビ×1、NHK総合・教育×1)
UHF宇田八木アンテナ (ちばテレビ×1、NHK総合・教育?×1)

出力形式:

4L双ループアンテナ 3段4面1式

出力:

100W
平行偏波

役割: 千葉テレビ放送の受信・再送信。
日本放送協会 東京総合テレビジョン・東京教育テレビジョンの受信・再送信。

所有・管理者:

株式会社 千葉テレビ放送?

送信チャンネル:
ちばテレビ:31ch
NHK総合:35ch
NHK教育:38ch
(すべてUHF・アナログ)



:アクセス:
東金九十九里道路 小沼田IC下りて、約5分

JR東金線 東金駅下車
九十九里鉄道バス 幸田方面行き 工業団地入口下車 徒歩約15分
(まず、東金線もバスも本数が少ないので、公共交通+徒歩は不可能に近い。
ココだけが目的なら不可能ではないが・・・)

:感想及び補足:
今回は久々に車での訪問です。
正直、千葉の鉄塔のほとんどは、陸の孤島みたいな場所にあるので、
電車やバスを乗り継いで行くことは、まず不可能な場所が多いです(^^;
頑張れば徒歩で行けなくない場所もあることはあるのですが、
そんな場所でも実質、30分から1時間(5kmくらい)歩かなくてはいけないでしょう(><;

というわけで今回は、電気工事屋の御曹司のI氏のご厚意により行くことと相成った。
だって、この私まだ車の免許持ってないんだもん。(現在教習所通い中)

何故この場所に、今回目を付けたのか?
それは、影が薄いから・・・(^^;
千葉県の中継局で、最も大きな出力は100W。
しかし、ベイエフエムの送信もあってか、銚子、勝浦は主幹中継局とされているが、
なぜか東金だけは、同じ100Wの出力を出しているにもかかわらず、主幹中継局からは外されている・・・。
そんな、悲しい東金中継局を今回は、取り上げてみようと思ったわけでございます。

100W出しているだけあって、東京タワーの電波が届きにくい、千葉県の太平洋側を広くカバーしています。
高出力なので、完全自立型の鉄塔かと思いきや支柱式鉄塔でした。
まぁ、これはこれで珍しいものが見られたのでOKなんですけどね(^^;
残念だったのは、麓まで行けたのまでは良かったが、建っている場所が明らかに他人様の土地・・・。
そう企業の土地のど真ん中を占拠するかのごとく、こいつは建っておりました。
まぁたぶん、土地を借りてるんでしょうね。
来年(2007年)には、ここから地上デジタルの中継波が送信されます。
正直な話、廃局にはならないんだから、借りてないで別なところに立派なの立てた方が良いような
気がするのは私だけだろうか? (佐原くらいのやつを)

:写真:(写真をクリックすると大きくして見られます)
●塔全体(塔本体のみ)
千葉では珍しい、支線式鉄塔です。
地方に行くと、支線式の鉄塔がメインの送信所だったりします。
●塔全体(支線含む)
支線は、3方向に5本ずつ付いてます。
●局舎
千葉テレビとNHK(Eスポ対策)のみなので、局舎も小さめです。
表側にきっちり、千葉テレビの「CTC」のマークが付いてます。
●塔頂上(送信部)
一般的な双ループ型の送信アンテナだと思います。
4L3段4面1式ではないかと・・・(^^;
●塔中腹部(受信用?プレートパラボラアンテナ)
中腹部にパラボラが2つ。
1つは船橋三山、もう一つは東京タワーを受信してるものと思います。
●塔中腹部(受信用?八木宇田アンテナ)
何故か、UHFアンテナが2方向に向けて付いてます。
1つは船橋三山だとしても、北向きのものはどこを受信してるんでしょうね(^^;
(佐原か、成田かな・・・?)
ちなみに、写真にはありませんが、もう1式下にも同じものが付いてます。
●局舎と塔の接続部分
支線式な分、敷地も小さいです。
ちなみに、企業の私有地の中にあります。
(本体も、支線も。)
●表札
千葉テレビ放送 東金テレビ中継局
日本放送協会 東金テレビ中継送信所
と書いてありました。 これでも、最望遠・・・(>_<;
●立ち入り禁止看板
この看板どっかで見たことあるなぁと思ったら。
船橋三山のものと同じなようです。
●自局受信用アンテナ
一般的な、素子無しのUHFアンテナです。
これだけ近ければ、ブースターも、素子も要らないでしょうね(^^;


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