巡礼番号:弐拾参
:宇都宮テレビ中継放送局:
(栃木県宇都宮市)


:電波塔の特徴・スペック:
所在地:

栃木県宇都宮市塙田(八幡山公園)

高さ:

地上高:89m

入力方式: :NHK東京・在京民放(アナログ東京受け):
8素子双ループアンテナ × 4(NHK総合・教育)
12素子双ループアンテナ × 10(在京民放)

:NHK東京・在京民放(アナログ矢板受け):
4mφ グリッドパラボラアンテナ × 2

:NHK東京・在京民放(デジタル東京受け):
プレートパラボラアンテナ × 1?

:とちぎテレビ:
プレートパラボラアンテナ × 2?

※デジタル放送に関しては、詳細不明

出力形式:

:NHK東京総合・東京教育:
4L双ループアンテナ 4段4面1式
(デジタル・アナログ及び各局の割り当ては不明)

:在京民放:
4L双ループアンテナ 4段4面1式
(デジタル・アナログ及び各局の割り当ては不明)

:とちぎテレビ:
4L・2素子型双ループアンテナ 4段8面1式
(デジタル・アナログの割り当ては不明)

出力:

:NHK東京・在京民放(アナログ):
映像:100W
音声:25W
平行偏波

:とちぎテレビ:
映像:1kW
音声:250W
平行偏波

:デジタル:
100W
平行偏波

役割: 親局(東京タワー)の受信・再送信(NHK東京・在京民放)
メイン送信所としてのテレビジョン放送の送信(とちぎテレビ)
展望台及び観光施設

所有・管理者:

宇都宮市役所 都市開発部

送信チャンネル:
:アナログ:
日本放送協会 東京総合テレビジョン:50ch
日本放送協会 東京教育テレビジョン:48ch
日本テレビ放送網:33ch
東京放送:36ch
フジテレビジョン:43ch
テレビ朝日:45ch
テレビ東京:39ch
とちぎテレビ:31ch

:デジタル:
日本放送協会 東京総合デジタルテレビジョン:物理47ch・設定1ch
日本放送協会 東京教育デジタルテレビジョン:物理39ch・設定2ch
とちぎテレビ:物理29ch・設定3ch
日本テレビ放送網:物理34ch・設定4ch
テレビ朝日:物理17ch・設定5ch
東京放送:物理15ch・設定6ch
テレビ東京:物理18ch・設定7ch
フジテレビジョン:物理35ch・設定8ch



:アクセス:
JR東北本線(宇都宮線) 宇都宮駅下車。
関東バス「駒生」行き乗車 「県庁前」下車徒歩15分

徒歩でも30分くらいあれば、宇都宮駅から公園の入り口まで行ける。
バスの本数を考えると微妙な距離。
天気が良くて、徒歩に抵抗が無ければ徒歩も良いかもしれない。

:感想及び補足:
今回は、宇都宮です。
更新がだいぶ遅くなりましたが、訪問したのは桜が咲く春のまっただ中です(^^;

実際今回は、宇都宮に寄る予定はなく、
千葉(自分の家)→菖蒲久喜→TVS浦和→家という行程だったつもりでしたが、
宇都宮線に乗ったときにふと・・・
「まぁ、乗ってれば宇都宮まで行けるんなら、宇都宮も悪くないな」と思い、
急遽予定を変更、宇都宮へ向かう。

しかし、ここで大きな問題が起きる。
ちょうど、久喜を通り越した時だっただろうか、春風の強い日だったこともあり、
電車がノロノロ運転に・・・。

「やべぇ(;´д`) 予定通り久喜に行ってれば良かった」と思ったが、後の祭り。

電車は無情にも、時間を大幅に費やし、鉄塔フェチを乗せ宇都宮に向かう。

だいぶ、到着時間を過ぎ宇都宮駅に到着。
もう一つの趣味である「鉄道」の方をきっちりこなすため。
窓口で「遅延証明書」と「時刻表」を頂く。

ぶっつけ宇都宮だったもので、下調べしているわけでは無く、バスなどが通っているかは知らず、
宇都宮タワーは観光化しているところだということを頼りに、駅の案内板を見る。
駅の案内板を見るとご丁寧に「宇都宮タワー」の文字。
おまけに、方角を見るとかすかに見えるではないか・・・。
風光明媚ったりゃありゃしない。 というわけで一路宇都宮タワーへ!

と思ったが、宇都宮名物「餃子像」を写真に写すべく、宇都宮タワーとは逆の出口へ向かい、
きっちり仕事をこなし、また逆の出口に歩を進める。
意外とこの宇都宮の駅、広くて、逆の出口に行くまでに結構な時間がかかる。
まぁ、新宿とかと比べればかわいいもんだけどね(^^;;;

さて、本命の宇都宮タワーめざし歩く。
見えてはいるが、結構遠い。しかし正直な話、佐原とかと違い、人通りが多い市街地や、
幹線道路を通るため、そんなに寂しさは感じられない。
歩くのが苦じゃなければ、こっちも悪くないだろう。

30分ほどで、目的地の「八幡山公園」に到着。
公園には宇都宮競輪の競輪場があり、当日はレース日だったことと、桜がちょうどいい感じに
八分咲きだったこともあり、家族連れや、いい感じのおっさん達でにぎわう。
戸田の教訓もあり、帰りのことを考え、近くの競輪場の警備員さんに
「シャトルバスとか、送迎バスとか出てないんですか?」と訪ねるが、
「出てないねぇ。宇都宮の駅まではタクシーしかないよ」と言われる・・・。
内心思う『競輪場で全額すったら徒歩か・・・』と(^^;;;

そんなことはさておき、鉄塔に向かう。
競輪場の傍らに立つ、古い案内板を見ると、公園の一番の高台に、お目当ての物は存在するらしい。
一目散にその場所に向かう。

程なくして鉄塔に到着。塔の下は、全くの広場で、花見に来た見物客でごった返している。
正直な話、周りに人がいるとこの趣味はやりづらいのだが、そんなことは無視し、写真を撮りまくる。
家族連れ、カップル、しまいにゃ遠足できた幼稚園のご一行様まで。公園に集結。
そんな中、かなり浮く感じで、鉄塔フェチは今日も、鉄塔の写真を撮っておりました。

:写真:(写真をクリックすると大きくして見られます)
●塔全体(遠くから)
逆光で暗くなっちゃいました(^^;
近くの公園とつなぐ吊り橋の上から撮影しました。
残念ながら、これが一番塔の全景を見られる写真・・・。
●塔全体(麓から)
展望台の入り口下で撮ったものです。
この高さで展望台があるのは、平塚以来。
両方とも高台にあるので、見晴らしは良さそうですが。
●宇都宮タワー・展望台入り口
ここからエレベーターに乗って展望台に行けます。
残念ながら私が行ったときは休館日で、やってませんでした(TT
桜が満開で観光客多かったんですけどね・・・お役所はこれだから・・・。
●宇都宮タワー・展望台建物裏手
塔の周りにも数本の桜がありました。
桜と鉄塔という風景も、なかなか風流でいいですねぇ。
●観光客用あらまし板
高さとか用途が書かれていますが、電波フェチにとってはあまり役に立ちませんね(^^;
平塚と違い、ここはきっちり入場料を取ります。
まぁ、エレベータがあるから仕方ないかな。
●局舎(在京アナログ棟)
NHK東京と在京民放キー局の送信設備です。
この大きさから考えるに、非常の発電施設とEスポキャンセラーはありそうですね。
●局舎(在京デジタル棟)
できたてほやほやのようです。アナログ棟の横に建っています。
●あらまし板(在京アナログ棟前)
NHK東京と在京民放キー局のあらまし板です。
電波マニアにとっては、こっちがメインのあらまし板(^^;
書き方は千葉の空港系とほぼ同じです。テンプレートでもあるのかな・・・。
●表札(在京アナログ棟)
これもどこにでもあるおなじみの表札です。
上からNHK・日テレ・TBS・フジ・テレ朝・テレ東の順に並んでます。
アナログのチャンネル順ですね(^^;
●局舎(とちぎテレビ)
とちぎテレビは別局舎。まぁこちらはメインの送信所だから当たり前ですね。
送信は無人です。まぁ、ある意味便利な場所にあるので、
何かあっても、すぐに駆けつけられるのでしょう。
表の提灯は、公園のお祭りのもので関係ありません(^^;
●あらまし板(とちぎテレビ)
何を考えてるんでしょうね、板の真ん前に生け垣があります(^^;
前面から、写真を撮るのは困難だったので、横から。
●表札(とちぎテレビ)
シンプルな表札です。こちらは「宇都宮送信所」
在京局は「宇都宮テレビ中継放送局」と同じタワーでも呼び方が異なります。
●送信部(在京局)
4段4面で2式付いてますが、「アナログ」と「デジタル」で2式なのか、
「NHK」と「民放」で2式なのか、割り当てはわかりません。
デジタル施設ができる前から2式あったと考えると「NHK」「民放」で2式と考えるのが
無難なようです。
●送信部(とちぎテレビ)
4段8面という、デジタルの送信機材みたいな、アンテナです。
最初見たときは、これがデジタルの送信部だと思ってしまいました(^^;;;
●塔中腹部(受信アンテナ)
写真右向きの八木アンテナが「東京タワー」を受信するアンテナ。
左向きのグリットパラボラアンテナが「矢板」受けのアンテナです。
どちらも、在京局用。
●塔中腹部(展望台上)
展望台に乗る形で、いくつかプレートパラボラアンテナがが付いてます。
どれが、とちぎテレビのQSL用のパラボラで、それ以外は何のためにあるのかは不明。
●おまけ
アナログ棟の下に捨てられていた「デジタル工事」の案内看板です。
なぜか、テレ朝の名前だけ一番前に来ています。
ここの工事担当が、テレ朝だったんでしょうか?


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