巡礼番号:弐拾七
:千葉テレビ放送 長南中継局:
(千葉県長生郡長南町)


:電波塔の特徴・スペック:
所在地:

千葉県長生郡長南町棚毛

高さ:



入力方式: ?mφ(直径?m)グリッドパラボラアンテナ ×1 

出力形式:

双ループアンテナ 2段3面1式

出力:

10w
平行偏波

役割: :千葉テレビ放送:
親局(船橋三山)のアナログ波の受信、再送信。
親局(船橋三山)のデジタル波の受信、再送信。(2008年・予定)

:NHK東京・在京民放(デジタル):
親局(東京タワー及び新東京タワー(仮名・予定))の受信・再送信(2008年・開局予定)

所有・管理者:

株式会社 千葉テレビ放送

送信チャンネル:
:千葉テレビ放送:
43ch(アナログ)

2006年現在。デジタル波についての詳細は不明。

 
詳細設備: 無停電電源(SKB-244R・1990年増設)


:アクセス:
公共交通 なし

それ以前に、麓には行けない・・・?。

:感想及び補足:
神は私に試練を与えたのかもしれない・・・。
こんな書き出しから始めるから、どんな新興宗教の餌食になったんだと思った方も多いだろうが、
決して宗教の勧誘ではございません。
それより、逆に神が居るなら信仰する気が無くなるような事態となった。

私は今回で、この企画を始めて27個の鉄塔を見てきたわけでございます。
都心のビルの上の鉄塔から、果ては田舎の交通機関すらないような場所の鉄塔まで。
今までだって「この企画きついよぅ」などと、ここでボヤいてきました。
しかし今回、そんな今までボヤいてきた私をあざ笑うかのような、鉄塔が現れたのである。

2006年5月26日 曇り
私は、一つ前の巡礼番号:弐拾六「ラジオNIKKEI 長柄送信所」を見終えると、
次の目的地である長南町に向けて、原付を走らせた・・・。 時間は12:30。
長柄ダム(市津湖)を横目に見ながら、田舎道をひた走る。
何もない山道、あるのは点々と存在する畑と、建設会社の資材置き場。
大型ダンプやらが、うなりを上げて走るような道を、私も豪快に鉄塔に向けて歩を進める。

12:50
田舎以外の何ものでもないような道を走り続けること20分。「長南町」と書かれたカントリーサインを発見。
ここからは、地図で確認していた記憶をたどると、そんなに遠くはないはず・・・。

12:55
目的の大字に到着。
あとは、自分の目がものを言う。 
電波塔は基本的に展望台でも付いてない限り、へんぴなところにある方が多いからである。
数分後、目的の鉄塔を発見。
「道一本間違えたな」と思い。引き返しもう一度アプローチをかける。

13:00
少し戻り、細い道を進む。
すると、どうしたことだろう妙なことに気がつく・・・。

「おや、今度はさっき引き返した場所側に鉄塔がある・・・」

つまり、道と道の間の山の上に鉄塔があるということになる。
こんな事は、既に大船中継局の時に経験済み。
なはずだった・・・。

13:05
先ほどの道を進み続けるが、一向に近づかない・・・。
それどころか、鉄塔の横をブンブンと回ってるだけなのだ。
その時、サンパールは一つの最悪な結論にたどり着く。

「これは確実に行けないのでは・・・というより道が無いのでは・・・」

予想は的中する。
コンクリで舗装された道はおろか、獣道やあぜ道すら存在しない。
過去最悪の立地でなのである。

写真をご覧頂きたい。
これは、その側面を走る道から撮影されたもの。
コレがでも一番鉄塔に近い場所で撮影したもので、勿論光学6倍、デジタル4倍の24倍ズームを
フル活用して撮ったものです。

悔しい・・・めっちゃ悔しい

過去類を見ない鉄塔の前にひざまずかされた結果である。
と、この時点では思っていた、次の目的地にたどり着いたとき、サンパールは・・・。

:写真:(写真をクリックすると大きくして見られます)
●塔全景(遠くから)
いろんな意味でコレが限度でした。
近くの農家のおばあちゃんに、不審者という目で見られ続けながらも、
根性で撮影(^^;;;
●塔頂上(送信部)
かろうじて、2段3面1式の双ループだということがわかります。
今度、この鉄塔からデジタル波が出るわけですが、どうするんろうか・・・?
最望遠で撮ったので、ブレはご容赦を(^^;;;
●塔中腹部(受信部)
船橋向けのグリッドパラボラです。大きさ的には小さいかな。
受信も、送信も1式ずつなので、故障したら停波でしょうね(^^;


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