巡礼番号:参拾
:日本放送協会 新開ラジオ放送所(予備送信所):
(埼玉県さいたま市桜区)


:電波塔の特徴・スペック:
所在地:

埼玉県さいたま市桜区新開
「35 50'51.89"N, 139 37'0.08"E」(Google Earth対応)

高さ:



入力方式: プレートパラボラアンテナ ×1
QSL中継回線

出力形式:

鋼管柱4方6段支線式
(トップローディングあり)

出力:



役割: 中波標準電波の予備送信所としての電波送信。

所有・管理者:

社団法人 日本放送協会

送信チャンネル:




:アクセス:
○JR武蔵野線 西浦和駅下車 徒歩約20分

住宅街の中を歩いていくので、そんなに攻略は難しくありません。
人通りも多い上、川沿いは遊歩道になっているので、道は良い。

:感想及び補足:
2002年に、埼玉県川口市にあった予備送信所が、ここに移転してきました。
理由は「SKIPシティー」の再開発の為だとか?
というわけで、私が見てきた中では、新しい部類に入る鉄塔です。
最初、地名を見たときは新開(しんかい)だと思っておりましたが、これで「しびらき」と読みます。
(「指扇」も最近呼び方を知りました。「さしおうぎ」です(^^;;; 千葉県民には難しい・・・)

というわけで、今回も秋葉原まで I 氏のマイカーで向かい、そこから京浜東北線、武蔵野線と
乗り継ぎやって参りました。
西浦和の駅に着くと、なぜかヲタの皆さんの人だかりが・・・。

「なんだべ?」

と思い、待つこと15分。 彼らは鉄ヲタの方々だったようで、
ジョイフルトレインの「浪漫」がここを通過するようで、写真に撮りたくて、構えてたようです。
長野からわざわざいらっしゃったこの車両は、2007年2月に引退するため、
関東在住の鉄オタの皆さんが、大挙して押し寄せたというわけです。
でも、JRのジョイフルトレインの運ちゃんは親切ですね。
駅に入線する前と去る前に、ものすごい徐行して、写真を撮らせる時間を与えてくれます。
営業よりヲタを大切にする精神は、評価すべき!
(ジョイフルトレインの「浪漫」については『ジョイフルトレイン 浪漫』とググってください)

さてさて本題に戻りましょう。
駅を出て、高速道路を上に見ながら大通りを直進、渦中の不二家のレストランがある十字路を左折。
あとは長年の感と経験を頼りに歩き到着。

鉄塔の回りは開けてるものの、横にプラスチック工場があるため、煙突が邪魔(^^;;;
少々苦戦しながらも撮影終了。

次の目的地である「テレビ埼玉 浦和送信所」に向かう・・・
って言っても、次の目的地、真横なんだけどね(^^;;;

:写真:(写真をクリックすると大きくして見られます)
●塔全体
問題の煙突とのツーショット(^^;;;
光の加減で、ここからの物が一番きれいだったので、採用しました。
●塔全体(麓から)
予備送信所とは思えないほど立派です。
地方局ならこれが本送信所でも、金かけた方と言えるでしょう。
予備送信所にここまで金かけてるのはNHKとニッポン放送くらい。
●社屋
建物もこざっぱりとしてて綺麗です。
まだまだ、できたてほやほやといった感じ。
●表札
予備送信所の文字はありません。
NHKのHPには、きっちりと予備送信所と書かれておりますがね。
でもなんで、こんな低い位置に付いてるんだ?
●看板(立ち入り禁止)
どこかで見たと思ったら、菖蒲久喜の衛星局の前の物と同じです。
●トップローディング部
これも付けちゃってるあたりが、金かけてる証拠みたいなもの?
棒一本、予備送信所無しのAM局も少なくありません。
●塔中腹部
渋谷から東京タワーや堂平無線中継局(埼玉県比企郡ときがわ町)を経由して
ここにやってきてると思われます。これは、菖蒲久喜も同じ。
●受信用八木アンテナ
横の平野原放送所の電波を受ける物だと思います。
こちらの社屋でも、FMの電波を監視できる可能性が高いです。
●給電部
まぁ、給電部です(^^;;;


:参考リンク:

NHK菖蒲久喜ラジオ放送所 : http://www.nhk.or.jp/shobu-kuki/index.html
(NHKオフィシャル)

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