巡礼番号:参拾伍
:東京メトロポリタンテレビジョン:
:八王子中継局:
(東京都八王子市)


:電波塔の特徴・スペック:
所在地:

東京都八王子市暁町
(東京都水道局 暁町配水所内)
「35 40' 30.66" N, 139 20' 12.64" E」(Google Earth対応)

高さ:



入力方式: 1mΦグリッドパラボラアンテナ ×1

出力形式:

双ループアンテナ 1段4面1式
(スキュー配列)

出力:

映像:30w 音声:7.5w

役割: 親局(東京タワー)からのアナログテレビ放送電波の受信・再送信。

所有・管理者:

東京都水道局

送信チャンネル:
アナログ:40ch
(マイナスオフセット)



:アクセス:
○JR中央本線 八王子駅北口発
西東京バス 「八47 中野団地」・「八41 みつい台」・「八45 戸吹」・「八42 創価大学」
        「八43 創価大正門・東京富士美術館」・「八44 純心女子学園」・「八46 杏林大学」
        「左40 拝島」・「左42 戸吹」行き。 「稲荷坂下」下車 徒歩約15分

バスは腐るほど有ります。JR八王子でしたら12番乗り場あたりが、比較的本数が多いでしょう。
一部は京王八王子からも出てますので、京王線からの乗り換えも出来ます。

:感想及び補足:
多摩に戻ろうとバス停に行く途中、ふと思い出した・・・。
さっきの中継局の銘板には、MXが記されていなかったことを・・・。
千葉の場合しかり、神奈川の場合しかり、中継局の場合
「NHK-G」+「NHK-E」+「在京民放5社」+「県域局」(+「県域FM局」)というのがほとんどで、
共存が無理な場合は「在京民放5社」と「NHK2波+県域局」というように分かれることが多い。
しかしここは、あまりに自然にNHKと在京民放5社が入った銘板があったため
MXという存在が無いことに気が付かなかったのである(^^;

「そういえば、MXは別の場所にあったな〜」と、
以前下調べした際のことを思い出す。
そして、結論にたどり着く・・・都の施設の中にあったんでねぇべかと。
早速、PSPとEZナビを使い検索すること、数分。
やつは「東京都水道局 暁町配水所」にあるという結論にたどり着く。

ここまでくれば話は早い、上記の2つのツールを駆使し、目的地に向かう。
八王子って起伏が激しいのね・・・と息を切らし歩きながら思う。
メタボの体にはきついのぉ・・・。

しばらくして目的地に到着。
一見、防災無線の鉄塔のような風体ながらも、30個以上見てきた私の目も鋭くなったもので、
塔の中腹に、グリパラとスキュー配列の双ループを発見。
間違いねぇ。ヤツだ・・・。ヤツが電波を出してるにちげぇねぇ・・・。
というわけで、写真を撮っていくと、局舎横に「MX」と小さく書かれた鋲がひとつ・・・。
看板もない、プレハブみたいな局舎を発見。
どうやら、業務用無線と共存みたいですね。都の出資が大きいMXだけに、こんな事が可能なのでしょう。

見逃さなくて良かった・・・と思い、あえなく時間切れで多摩中継局には寄れなかったものの、
今回は満足して家路につきました。

多摩テレビ中継放送局は、また今度の機会に(^^;;;
:写真:(写真をクリックすると大きくして見られます)
●塔全体(遠景)
見た目は、携帯か防災無線かといった感じの塔です。
先程の八王子中継局よりも、遙かにテレビ塔には遠いフォルムと言えるでしょう。
●塔全体(麓から)
高さは、さっきの八王子中継局と同じくらいでしょうか。
頂上の円形の足場が大きいですね〜。
●塔全体と配水所の門
まさに敷地内です。右には、貯水タンク?のようなものが見えます。
●局舎
左側が「MX」の局舎。
右側が「水道業務用無線電話局舎 水運用センター」だそうです。
●表札
あくまでも、無線がありきのようで、TVは後付といった感じでしょうか。
●MX鋲
表札代わりの鋲です。
これがなかったら、私はこれが局舎だとは気が付かなかったでしょうね(^^;
●塔中腹部(送信部)
90°おきに、それぞれ別の方向に向いてる配置の仕方で、スキュー配列といいます。
普通に真っ正面を向けると、向いてる方が若干強くなりますが、
この配置だと、綺麗に局舎から円形を描き電波が出るそうです。
●塔頂上
無線のアンテナとおぼしきものです。
コチラ系はさっぱりわかりません。まだまだ勉強不足・・・。
●塔中腹部(受信部)
都内中心部に向いてます。たぶん東京タワーを受けているものと思われます。
そういえばコレに似たやつが、CTC長南中継局にもあったような・・・?


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