巡礼番号:拾八
:大船テレビ中継放送所:
(神奈川県鎌倉市)


:電波塔の特徴・スペック:
所在地:

神奈川県鎌倉市岡本

高さ:

? 5mくらい?

入力方式: グリッドパラボラアンテナ ×1 (テレビ神奈川×1)
VHF宇田八木アンテナ ×4 (NHK総合×2、NHK教育×2)

出力形式:

双ループアンテナ 2段2面1式

出力:

映像10W・音声2.5W・垂直偏波

役割: NHK東京総合・東京教育の、受信再送信。(東京タワー受信)
テレビ神奈川の、受信再送信。(横浜鶴見受信)

所有・管理者:

財団法人 日本放送協会?

送信チャンネル:
NHK 東京総合テレビジョン:36ch

NHK 東京教育テレビジョン:34ch

テレビ神奈川:38ch

(全てアナログ)


:アクセス:
JR京浜東北線・横須賀線・東海道本線 大船駅下車 徒歩5分

駅前から見えますが・・・

:感想及び補足:
平塚の訪問を終え、平塚駅に戻り、昼飯をと思い駅前のファーストキッチンに入る。
いつも、巡礼をするときは恒例なのだが、今回も昼飯を食いながら撮った写真を眺める。
すると、一つの大きな過ちに気がつくこととなる・・・。

「局舎の写真を写すの忘れた・・・」

やってしまった、うっかり八兵衛もびっくりのうっかりである。
(なんのことやらとお思いの方は、巡礼番号17をご覧ください)
仕方ない、もう戻るわけにはいかない。
涙を呑み、平塚を後にし、次の目的地「大船」に向かう。

という訳で、悲しみ色に染まりながら、東海道本線で一路「大船」へ!
平塚から大船までは、さほど遠くはない、あっという間に目的地に到着。
そこで待っていたのは、あの慈悲深いお顔で有名な、大船の観音様でした。
いや〜すみません。 今日はあなたではなく、向かいの山にあるあの棒に用事があるのですよ。
観音様に別れを告げ鉄塔に向かうが・・・

どこから行けばいいんだ・・・?

山の周りにはビルやら家やらが建ち並んでいて、登れそうな場所がないのです。
「もしや、誰かの私有地の庭かなにかから登らなきゃ行けないのでは・・・?」
場合によっては、麓まで行けないのでは、ということも覚悟して、山の周りを歩くこと5分。
「岡本緑地保全地区」という看板を発見! その近くには怪しい登山道のようなものも発見!

「ここが怪しい・・・」

私も鉄塔を追い求めて、早18個目。 刑事は感だよ。ここから鉄塔に通じるにおいがするんだ。
捜査一課(?)で鍛え上げられた、長年の感を頼りに、怪しく、細く、そして険しい山道を登ると、
そこに奴は、ひっそりと建っておりました。

観音様ありがとう(´人`)

平塚でしくじって、傷心の私がこれ以上ダメージを受けると、観音様のお膝元で恰幅自殺をしかねない、
そう、観音様がお考えになって、私を救ってくれたのだろうと、勝手にこじつけることもなく、
写真を撮り、次の三ツ池公園に向かう、うっかりサンパールであった。

:写真:(写真をクリックすると大きくして見られます)
●塔全体
大規模な自立鉄塔やAM用の鋼管塔とかしか見たことがない私にしてみれば、
えらく、低く見えました。勿論低いんだけどね(^^;
●局舎
局舎も、私が見た中では一番小さいものです。
携帯の基地局と同じくらいの大きさでしょうか。
●表札(NHK)
昔のNHKのロゴに「大船テレビ中継放送所」の文字が書かれています。
古いもので、以前はこれしか無かったものと思われ。
●表札(局舎ドア)
こちらは新しく貼ったもののようです。
もしかしたら、テレビ神奈川は後で入ってきたのだろうか?
●塔頂上(送信部)
一般的な双ループ型の送信機。
大船駅側のみに送信されてる模様?
Eスポ対策はわかるとしても、なぜテレビ神奈川も出してるんだろうか?
●塔中腹部(グリッドパラボラアンテナ)
UHFの宇田八木アンテナでも、十分横浜鶴見受信できるような気もするが・・・。
なにげに、テレビ神奈川設備が良い(^^;
●塔ふもと(表示1)
この鉄塔の情報。施工年月日を始め、塗装方法まで記されております。
「NHKアイテック」は「日本放送協会」のグループ企業。
●塔ふもと(表示2)
あらましより詳しく載ってるのが、この表示板。
テレビ送信塔のどこかに付いてますが、まずお目にかかれません。
こいつがあれば、出力方法のみならず入力方法まで一目瞭然!


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